動物看護師 @ イデア動物病院
警戒していた動物が心を開いてくれるととてもうれしいです。
成長できると感じる職場で、日々経験を積んでいます。
ファンタジーの世界を思わせるカフェや、個性的なドッグランを併設するイデア動物病院では、多くの卒業生が活躍しています。2020年から働き始めた猪原さんですが、受付、問診、調剤、診察の補助や保定、検査など、さまざまな仕事を担当しています。「最近になってやっと、先輩の作業を見て勉強しながら麻酔管理を始めました。心電図や酸素濃度を見て麻酔の量を管理するのですが、動物それぞれで状態が違うので、緊張します」と、教えてくれました。院長はスタッフが勉強したいときは後押ししてくれるので、本を読んだりセミナーに通ったりしながら経験を積めて、成長できると実感しているそうです。 学校の授業では、特に保定や採血などの実習が役立ったと言う猪原さん。「実習は本物の動物で行うので、力がついたと思います。もっともっと成長して、信頼され、気軽に相談してもらえるような動物看護師になりたいです」と語ります。 同じく卒業生で先輩の松本さんは、「高齢動物の飼い主様は、不安を抱えることが多いのに、何か相談したいことがあっても、こんな小さな事を聞いてもいいのかなと遠慮してしまうことが多いので、『高齢動物のことなら、まず松本さんに話しを聞いてみよう』と思ってもらえる動物看護師になれたらと思います」と、高齢の動物や、亡くなる直前の動物について、もっと勉強したいと語ります。 「つらいこともありますが、回復した動物の元気な姿を見られるなど、うれしいこともたくさんあります、動物が好きならぜひ、動物看護師を目指してほしいです」と、猪原さんはエールを送ってくれました。
一日の始まりは掃除から。患者さんと飼い主様が快適に過ごせるよう準備をします。
病院に来られた飼い主様を自動受付に案内します。カルテを見ながら、「今日は どうされましたか?」などと問診。飼い主様とふれあえる貴重な時間です。
診察の際、動物が動かないよう保定し、獣医師を補助します。
入院患者はこまめに様子を確認。食事管理や排泄チェックも怠らない。
手術の記録や会計の入力のほか、獣医師の処方に従い、調剤なども行います。患者さんに合わせて薬をカットしたり、粉末にする場合も。
お客様の要望に合わせてカットをしていきます。
ペットホテルで預かった動物は、朝・昼・夜と三回お世話をします。飼い主様に安心していただくため、日誌にその日の様子を記録しています。
個性的な世界観の各施設は患者さんや飼い主様だけでなく、地域の方々がつながる場所にもなっています。
卒業生たち
- 猪原 海輝さん
- 動物看護師
- 松本 あかねさん
- 動物看護師
- 中山 美紗さん
- 動物看護師
- 河瀬 友希さん
- 動物看護師
- 本落 みち子さん
- ペットトリマー