海獣トレーナー&水族館飼育スタッフ @ 新江ノ島水族館
鰭脚類の繁殖を成功させる!
アシカやアザラシの子供を見たいし、
個体を増やしていくことが今の目標。
お客様に、自分とイルカ・アシカをペアで覚えてもらっていることは、すごく嬉しい。
西に富士山、正面には相模湾と江の島が控える絶好のロケーションにある『新江ノ島水族館』は、遊びながら学ぶことのできるエデュテインメント型水族館です。8000匹のイワシの大群がうねり泳ぐ相模湾大水槽を中心とする「相模湾ゾーン」や、幻想的な「クラゲファンタジーホール」、イルカやアシカが競演する「イルカショースタジアム」など、魅力的なエリアがたくさんあります。
前身となる「江の島マリンランド」で、日本で初めて本格的なイルカショーを開催し、日本のイルカショー発祥の水族館ともいわれています。イルカの繁殖にも力を入れており、世界初の水族館生まれ5世のイルカがいることでも有名です。
イルカ・アシカショーの中で、4mの高さから飛び込み、ダイナミックな水中パフォーマンスを見せてくれた櫻木さんは、「自分が楽しんで仕事をしている姿を子供たちが見て、“あんな風になりたいな”“イルカって面白いな”と興味を持ってくれると嬉しいですね。」と仕事への想いを語ってくれました。
大学に行ったけれど、どうしてもドルフィントレーナーになる夢を諦められなかったという池光さんは、4mの高さからの飛び込み&水中パフォーマンスを練習中です。「デビューすれば、女性初となるので頑張りたいです。」と目標に対する意気込みについて話してくれました。
イルカ・アシカショーの運営責任者でもある遠山さんは、「新しく来た動物を1年かけて、ショーデビューさせることができた時はたまらなく嬉しい。」と仕事のやりがいについて話してくれました。現在、鰭脚類の繁殖にも挑戦しており、「新江ノ島水族館として初の成功例を作り、個体数を増やしていきたいですね」と今後の目標について話してくれました。
卒業生は「自分たちが、仕事を楽しんでやることが大切」だと口を揃えて言います。楽しむことが動物たちにもいい影響を与えるし、楽しんでいる姿を見せることで、ショーを観に来てくださるお客様に夢を与えたり、元気にさせることができる。海獣トレーナーとして自分を律して、動物やお客様に真摯に向き合い、仕事をしている姿には、心を動かされるものがありました。
多くのお客様を魅了するパフォーマンスを行う為、パフォーマンス前は入念な打ち合わせを行います。
パフォーマーとしてお客様からどのように見えているのか?姿勢や表情など意識することが必要になります。
動物たちの生態や魅力を伝えるためのパフォーマンスですが、トレーナーの立ち振る舞いひとつで印象が大きく変わります。ショーパフォーマーとして非常に重要な要素になります。
動物の健康状態には常に気を配ります。日常から動物の観察を行うことはもちろんですが、状態を把握するため体重測定や検温などのトレーニングも普段から行います。
動物たちのご飯を用意する調餌では鮮度維持の為スピードが求められます。
ショーの合間にはふれあいイベント等の対応が必要になります。お客様に直接動物の魅力を伝えられる大切な時間です。
卒業生たち
- 遠山 忠晃さん
- 海獣類飼育担当
ドルフィントレーナー専攻卒業
- 櫻木 徹さん
- 海獣類飼育担当
ドルフィントレーナー専攻卒業
- 池光 愛美さん
- 海獣類飼育担当
ドルフィントレーナー専攻卒業
- 富田 まりんさん
- ペンギン担当
ドルフィントレーナー専攻卒業
- 島森 麻衣さん
- 海獣類飼育担当
ドルフィントレーナー専攻卒業
- 森田 成将さん
- 海獣類飼育担当
ドルフィントレーナー専攻卒業
- 秋山 大志さん
- 海獣類飼育担当
ドルフィントレーナー専攻卒業