動物・海洋・ペット業界コラム
自然環境業界

【高校生必見】自然・動物業界の企業に採用のポイントや高校生のうちに学んでおくことを特別インタビュー

【高校生必見】自然・動物業界の企業に採用のポイントや高校生のうちに学んでおくことを特別インタビュー

「自然と触れる仕事がしたい」

「動物に関わる仕事がしたい」

このような思いを持った高校生の方も多いのではないでしょうか?

TCA東京ECO動物海洋専門学校では、本校の在校生向けに独自の合同企業説明会を実施しています。

今回は自然や動物に関わる仕事に興味がある高校生の皆様に向けて、合同説明会に参加してくださった企業様に特別インタビューをおこないました。

この記事を読むことで、「自然や動物に関わる仕事って具体的にどのようなことをするのか」「高校生のうちにどのようなことを学んでおくべきなのか」といった疑問を解消して、より業界や仕事への理解を深められます。

自然や動物と関わる業界や仕事に少しでも興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

株式会社生態計画研究所 NPO法人生態教育センター

株式会社生態計画研究所 NPO法人生態教育センター

株式会社生態計画研究所、NPO法人生態教育センターは、人と生き物が共生する持続可能な社会の実現を目指して、科学的な視点に基づいた調査と実践を通し、生物多様性の保全や地域づくり、環境教育の推進に貢献していらっしゃいます。

登壇者:葛西臨海公園 鳥類園担当 指導員 吉田様

登壇者:葛西臨海公園 鳥類園担当 指導員 吉田様

Q.企業紹介

吉田様:株式会社 生態計画研究所、またNPO法人 生態教育センターの吉田です。
私たちの会社は、人と生き物が共生する持続可能な社会の実現を目指して、科学的な視点に基づいた調査と実践を通し、生物多様性の保全と地域づくり、また環境教育の推進に貢献している会社です。

Q. 採用のときに見るポイント

吉田様:私たちの会社は、主に環境教育をおこなっております。その点で、やはりコミュニケーション能力、人前で話す力や、自分の想いを伝える力などを見ています。また、生き物の知識内容なども採用のポイントになっています。

Q. 高校生のうちに学んでおくこと

吉田様:生き物系の業界というのは多種多様あります。たとえば、生き物を山のなかで何日間も追いかけるような業種もありますし、人の前で観察会をおこなう仕事もあります。生き物のどのような仕事に就きたいのかというのを、ボランティアや観察会などに参加して、自分のやりたい仕事というのを見つけてみてください。また、自分の好きな生き物のことをとことん勉強してくれたらうれしいと思います。

Q. 動物業界を目指す方にメッセージを!

吉田様:生き物業界は今、SDGsと言われて注目されている業界です。地球温暖化や絶滅危惧種の増加などに合わせて、この業界の注目度はどんどん上がっています。

今の地球を救うのは、もしかしたら画面越しの皆さんかも知れません!ぜひ未来に向けて頑張ってみてください!

株式会社ピッキオ

株式会社ピッキオ

採用担当 小口様

採用担当 小口様

株式会社ピッキオは、心躍る動植物との出会いをサポートし、そのおもしろさや不思議さにふれるネイチャーツアーを開催しています。時には被害をもたらすこともあるツキノワグマについて、その行動を徹底的に調査し、彼らとの共存の在り方を提案します。

Q.企業紹介

小口様

ピッキオはエコツアー授業と、ツキノワグマをはじめとした野生動物保護管理事業をおこなっている企業です。人との軋轢が問題になっているツキノワグマと共存するための対策、それから日本で唯一のベアドッグを使ったクマ対策。世界にも誇れる個体管理をもとにしたクマ対策をおこなっています。そうすることでクマの住める豊かな森を保全するといった活動を担っています。

※ベアドッグとはクマ対策のために訓練された犬のこと

それから多くの方たちに地域の自然を知って楽しんでいただくエコツアー授業も開催しています。現在は長野県の軽井沢のほか、北海道の知床から沖縄の西表島にも事業所があります。

Q. 採用のときに見るポイント

小口様

自然を守りたいとか、自然のことを伝えていきたいとか、野生動物が大好きだ!という熱意が非常に大事です。それに加えて、コミュニケーション能力も大切だと考えています。

エコツアーの場合には接客業ですし、クマの保護管理の事業も、地域住民の方との対話というのが非常に重要です。なので生き物だけではなく、人が好きかどうかといったコミュニケーション能力も大切だと考えています。

それから、事業としてやっていくので、ビジネス感覚的なところも非常に重要なところだと思っています。

Q. 高校生のうちに学んでおくこと

小口様

自然が好きとか、動物が好きっていう、そういった漠然とした思いを持っている方が非常に多いのではないかなと思いますが、自然だったり動物と自分がどう関わっていきたいのか具体的に考えられるようになると良いのではないかなと思います。

そのためにはさまざまな体験をしたり、情報を得ることが必要です。

たとえば、学生時代に観察会やツアーに参加してみるとか、地域の自然について特徴とか課題とかないのかな?というのを調べてみたりとか。今、外来種が問題になっていますが、そういったものに実際関わってみる、駆除をする活動にボランティアとして参加してみるとか。キャンプをやったり山登りしてみたり、アウトドアな活動を積極的にやってみるとか。そこで出会った人たちといろいろなお話をすることで、違った視点が見えてくるということもあるかもしれません。今はやはりYouTubeでもいろいろな情報を集められると思うので、そういったものを活用しながらいろいろな情報を集めて、自分にとってどういう関わりがしたいのか?あっているのかな?というのを探してみるのがいいのではないでしょうか。

Q. 動物業界を目指す方にメッセージを!

小口様:動物とか生き物が好きという思いはとても大切なのですが、その思いを大切にしつつ、自分は何が得意なのか?長所とか短所をいろいろ考える機会はあると思いますが、その得意な分野、人よりうまくできるスキルとか、そういったことを伸ばせる仕事はどのような仕事なのかなということを考えるのも、1つのいい視点なのではないかと思います。

それから、今の世の中ではSDGsという言葉がとても流行っているかと思いますが、やはりこの業界はとても注目を集めていると思います。ですので、これからの若い皆さんに、地球環境とか社会を背負っていただくわけなので、自分がそれにどのように貢献できるのかを考えていってもらいたいなと思っています。頑張ってください!

まとめ

今回はTCA東京ECO動物海洋専門学校の合同企業説明会に参加してくださった企業に、高校生に向けたインタビューをおこないました。

自然や動物業界には、このような仕事もあるんだと新しい発見があった方も多いのではないでしょうか。

TCA東京ECO動物海洋専門学校では、野生動物・自然環境の保護について学び、地球環境保全に貢献できる人材を目指す「ECO自然環境クリエーター専攻」や恐竜に関わるお仕事を目指している方は「博物館・恐竜自然史専攻」で学校にいる50種類以上の動物の飼育を通じて恐竜や古生物について学ぶことができます。

校内には、実習を目的とした博物館が完備されており、古生物や恐竜を含む、動物について総合的に学習することが可能です。

博物館には、日本に3体しかない「アクロカントサウルス」の骨格標本レプリカもあり、他校にはない魅力がたくさんあります。

また、今回紹介した合同説明会だけでなく、企業と協力してプロジェクトを進める「企業プロジェクト」や、「インターンシップ」など、企業と関わりながら学ぶ機会が充実しています。

学生の頃から企業と関わり、各業界のスキルや知識を身に着けることで、就職時に即戦力として活躍することができます。

自然や動物業界で働くことに少しでも興味がある方は、資料請求体験入学に参加してみてください。

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