どんな小さな異変も見逃さない大切な命を救えることが大きなやりがい

「動物が好き」を仕事に

子どもの頃から動物が好きで、動物に関わる仕事がしたいと思っていました。愛玩動物看護師の仕事に興味を持ったのは、飼っていた小動物を病院に連れて行ったことがきっかけです。そして看護はもちろん、トレーニングから理学療法まで幅広く学ぶことができるECOへの進学を決めました。入学後に色々と勉強をするうちに、就職先として保護施設に興味を持ち研修にも行きました。そこには看護や介護が必要な動物がたくさんいて、実務経験のない自分では役に立てないと実感。そこで、愛玩動物看護師として力をつけようと決意しました。

愛玩動物看護師の目が一番活きるのが入院管理

現在は外科専任看護師として、手術のサポートや入院管理を担当しています。二次診療施設のため重症でリスクの高い動物が多く、特にオペ後は急変する可能性もあり、ずっと気が抜けません。入院管理はとても重要で、愛玩動物看護師の目が一番活かされるところだと思っています。TPR（体温・心拍数・呼吸数）の急激な変化はもちろん、ご飯を食べない、気持ち悪そう、動き方がおかしいなど、異変に気づければ獣医師に相談し対処ができる。手遅れになることなく大切な命を救うことができることは、とてもやりがいがあります。愛玩動物看護師として培ってきた経験や知識を後輩たちへ伝えていきたいですし、いつか動物保護活動に還元できればと思います。

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