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2024.11.25

動物飼育員 @伊豆アニマルキングダム


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子どもの頃からの夢を叶えて動物飼育員に「やりがいしかない」発見と学びの日々

チームワークを大切に動物の魅力を伝える展示物づくりも

「わくわくふれあい広場」の主任としてメンバーをまとめ、アルマジロ、ヤマアラシ、フクロウ、チーターの飼育を担当しています。毎朝、朝礼後に動物たちの様子を確認して、問題がなければ掃除やえさ作り。開園後は接客やえさやり、展示物作りをチームで話し合いながら進めます。メンバー間の風通しはよく、意見も活発に出てきます。子どもの頃から得意だった図画工作スキルや、ECOでの学びが役立っています。

動物の幸せにつながる「観察力」と「段取り」がカギこと

動物たちの成長を、日々見られることにやりがいを感じます。その一方で、食べたえさの量や排泄物の状態、お腹の張りなどから動物の健康状態を見きわめることも欠かせません。人間の言葉を持たない動物が示す、変化のサインを見逃さない「観察力」がカギ。観察の時間を確保するために、えさ作りなどの仕事を段取りよく進めるのも重要です。うちに来てくれたからには、動物たちには幸せに過ごしてほしいし、「命を預かる仕事」の重みも感じることもあります。直近の目標は、担当しているチーターの繁殖の成功と、ふれあい広場でお客さまがもっと動物とふれあえるアイデアを形にすること。他の動物園がやっていないことを取り入れて、動物たちの魅力をたっぷり届けていきたいです。
  • 喜多さん 動物飼育員