初心者向けの「飼いやすい犬」17選|小型犬~大型犬まで紹介

2025.03.07

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初めて犬を飼おうと検討している方にとっては、「どの犬種が飼いやすいのか」「初心者でも大丈夫なのか」など、気になることが多いのではないでしょうか。

この記事では、初心者でも育てやすいとされる犬種の特徴や、おすすめの犬種、しつけのポイント、飼育に必要な準備などを分かりやすく解説します。集合住宅でも飼える犬種や、運動量の少ないタイプなど、多様な観点から犬選びに役立つ情報を網羅しました。愛犬との生活をより快適に始められるよう、ぜひ最後までご覧ください。

初心者が知っておきたい「飼いやすい犬」の特徴

初心者におすすめとされる犬種には、いくつか共通する特徴があります。次の4つの条件を満たす犬は飼いやすい犬といえるでしょう。

しつけがしやすい

飼いやすい犬の条件として挙げられるのが、しつけのしやすさです。飼い主に対して忠誠心が強い犬種や、人の指示を理解しやすい性格を持つ犬種はしつけしやすいでしょう。

落ち着きがあり、学習意欲が高い犬は、初心者でも正しい方法を身につければコントロールしやすい傾向にあります。

運動量が少なめ

大型犬や動きの活発な犬種は、適切な運動量を確保しなければストレスをためてしまうことがあります。一方で、小型~中型の犬種や、比較的おとなしめの性格を持つ犬種は、運動量がそれほど多くありません。室内での遊びや短い散歩でも満足しやすいため、初心者には運動量が少なめの犬種の方が向いていると言えます。

抜け毛やケアの手間が少ない

犬種によっては定期的なトリミングが必須であったり、抜け毛の量が多かったりします。忙しい人や初めて犬を飼う場合は、毛のケアが比較的簡単な犬種を選ぶと、負担を軽減できるでしょう。また抜け毛が少ない犬種、被毛が短めで手入れのしやすい犬種は、室内を清潔に保ちやすい利点もあります。

人懐っこい・友好的

初心者が犬を飼うとき、犬側の社交性や飼い主への協調性も重要です。愛嬌があって人懐っこい性格であれば、飼い主だけでなく周囲の人との関係もスムーズに築けます。友好的な犬種ならば、ドッグランや散歩中の他の犬や人との触れ合いも比較的安定した状態で行えます。

初心者でも飼いやすい小型犬種12選

小型犬は室内飼いに適しており、運動量も比較的少ないケースが多く、初めて犬を飼う方におすすめできる選択肢です。以下に初心者でも飼いやすい小型犬種を12種類紹介します。

1. トイプードル

トイプードルは知能が高く、指示を覚えるスピードが早い犬種として有名です。抜け毛が少ないカールした被毛を持ち、室内が毛まみれになるリスクが比較的低いことも魅力。活発で遊び好きですが、こまめなトリミングが必要となる点には注意が必要です。

2. チワワ

チワワは体が小さく、室内での運動でも十分にエネルギーを発散できます。大きな目と愛らしい表情が人気で、人に懐きやすい傾向があります。毛のタイプはスムースコート(短毛)とロングコート(長毛)があり、毛質によってブラッシングの頻度は変わりますが、いずれにしても小柄なためお手入れに要する時間は比較的短めです。

3. ヨークシャーテリア

ヨークシャーテリアは長くて美しい被毛が魅力ですが、定期的なトリミングやブラッシングが必要です。一方で体臭が少なく、しつけ次第で無駄吠えも抑えやすいという長所があります。活発で好奇心旺盛な性格を持ち、飼い主に対してとても献身的です。

4. マルチーズ

マルチーズは人が大好きで、飼い主にべったり甘えてくる性質があります。真っ白な被毛を美しく保つためにはある程度のケアが必要ですが、抜け毛の少なさがメリット。温和な性格で、他の動物とも仲良くできる場合が多いため、多頭飼いを検討している家庭にも向いています。

5. シーズー

シーズーは穏やかで温厚な性格であり、吠えることが少ないので集合住宅でも飼いやすいとされます。被毛は長いので、伸びると目にかかることがあり、定期的な顔周りのカットが必要です。室内での運動や短い散歩でも満足しやすく、子どもからお年寄りまで幅広く好まれています。

6. ポメラニアン

フワフワの被毛が特徴のポメラニアンは、明るく活発な性格で好奇心旺盛です。吠え癖がつきやすい面もありますが、早い段階からのしつけでコントロールが可能です。ブラッシングはほぼ毎日行うのがおすすめですが、少しずつ慣れさせれば自宅でしっかりケアできるでしょう。

7. ミニチュアダックスフンド

ミニチュアダックスフンドは胴長短足の体型が愛らしい犬種です。好奇心が強く、明るく活発な一面があります。被毛のタイプはスムース、ワイヤー、ロングの3種類があり、スムースタイプは抜け毛が少ない傾向があります。もともと狩猟犬の歴史を持つため、興奮すると吠えやすい面がありますが、社会化やしつけを丁寧に行うと飼い主と良好な関係を築けます。

8. キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルは温厚で友好的な性格で、初めて犬を飼う方にもよくおすすめされる犬種です。見た目は少し耳の毛が伸び、優雅な印象を与えます。外見からはわかりにくいですが、心臓病にかかりやすい傾向があるため、日頃の健康管理や動物病院での定期チェックが大切です。

9. パピヨン

パピヨンは蝶のような大きな耳が特徴の小型犬。活発で遊び好きな性格ですが、体重は2〜4kgほどの小柄な犬種です。被毛は長めですが、ふわふわした毛並みが絡みにくく、定期的なブラッシングで清潔に保ちやすいです。人間と触れ合うことを好むため、コミュニケーションを取る機会が多い家庭に向いています。

10. パグ

パグは、つぶれたような鼻とユーモラスな表情が人気の犬種です。抜け毛が多いように見られがちですが、毛の長さが短いためブラッシングは比較的容易。甘えん坊でありながら頑固な一面もあるので、しつけには根気が必要なことがあります。短頭種のため、夏場の暑さには要注意です。

11. フレンチブルドッグ

フレンチブルドッグは、丸い頭と大きな目、愛らしい表情が特徴の犬種です。毛が短く滑らかなので、手入れはブラッシング程度で十分で、初心者にも扱いやすいです。穏やかで人懐っこい性格なので、家族や初めて犬を飼う人にもぴったり。ただし、パグと同じく短頭種のため、暑さや激しい運動には気をつける必要があります。

12. ミニチュアシュナウザー

ミニチュアシュナウザーは、独特の眉毛と口ひげがチャームポイントの小型犬です。毛は硬めでダブルコートですが、定期的なトリミングをすれば抜け毛が少なく、室内でも飼いやすいです。賢く好奇心旺盛で、しつけもしやすいので、初心者でも楽しみながら育てられます。

比較的飼いやすい中型・大型犬の犬種5選

中型・大型犬は小型犬に比べてやや運動量が必要ですが、それでも性格や体格面から初心者に向くといわれる犬種があります。飼育スペースを確保できる家庭や、散歩の時間をしっかり取りたい方におすすめです。

以下におすすめの犬種を5種類紹介します。

1. 柴犬

日本原産の柴犬は、賢く自立心が強いことで有名です。しつけには一貫した態度が求められますが、飼い主に忠誠心を持ち、飼い主との強い絆を築きやすいです。換毛期に大量の毛が抜けることがあるので、定期的なブラッシングを心掛けましょう。

2. ゴールデンレトリバー

家庭犬の代表格ともいわれるゴールデンレトリバーは、穏やかで人懐こい性格です。子どもとの相性も良いとされ、初心者でもしっかり向き合えばしつけを身につけやすいでしょう。抜け毛は多いので、ブラッシングなどの手入れがこまめに必要です。

3. ラブラドールレトリバー

盲導犬や介助犬としても活躍するラブラドールレトリバーは、極めて友好的で社交性の高い犬種です。運動量は多めですが、体を動かす遊びや散歩に付き合えるのであれば、大きくても比較的飼いやすい犬です。食欲旺盛なので、体重管理には注意が必要でしょう。

4. ウェルシュコーギ・ペンブローク

短い脚と長い胴が特徴的なコーギーは、活発で社交的な犬種です。飼い主への忠誠心が高く、しつけ次第では問題行動を起こしにくいといわれています。運動量がそこそこ必要なので、室内飼いであってもドッグランなどで体を動かす機会を確保すると良いでしょう。

5. ビーグル

ビーグルはもともと狩猟犬として活躍してきた犬種で、嗅覚が鋭く探究心が強い性格です。好奇心からいろいろなものを噛んだり追いかけたりする面がありますが、子犬の頃からしっかりとしつければ落ち着いた成犬へと成長します。活発なので、毎日の散歩や遊びは充実させる必要があります。

しつけやすい犬を見分けるポイント

飼いやすいとされる犬種であっても、どの個体も同じ性格というわけではありません。しつけやすさを見極めるためには、犬種固有の一般的な特徴に加えて、以下のようなポイントを確認してみると良いでしょう。

社会化が進んでいるか

子犬期にさまざまな人や犬、物事に慣れる「社会化」は非常に重要です。犬のブリーダーやショップ、保護団体などでは、社会化の進み具合を確認できます。犬同士の触れ合いや人とのコミュニケーションが十分に行われていると、トレーニングがスムーズに進む可能性が高いです。

性格テストや親犬の気質

親犬や兄弟犬の性格を知ることで、ある程度は性格が推測できます。神経質になりやすい血統か、好奇心旺盛で人に慣れやすい血統なのかなど、親犬の気質は子犬にも影響しやすいです。

保護犬・里親候補の場合

保護団体で譲渡される犬は、性格や健康状態が安定している個体が多いケースもあります。団体のスタッフや預かりボランティアが日常的に世話をしているため、すでに基本的な生活習慣を身につけていることがあります。初心者に向く個体かどうか、専門家に相談してから迎えるのも一つの方法です。

飼育の環境を整えるために必要なこと

どんなに飼いやすい犬種であっても、飼育環境が整っていなければ、ストレスや健康障害の原因になります。満足できる生活環境を提供するために、住まいのレイアウトや日常ケア用品を考慮しましょう。

居場所の確保

犬用のケージやクレートは、静かに休めるスペースとして重要です。犬が安心して眠れる場所を作ってあげると、留守番や夜間のトラブルが減りやすくなります。サイズは犬が立ち上がり、向きを変えられる余裕があるものが理想です。

温度と湿度管理

犬種によっては暑さや寒さに弱いケースがあります。エアコンやヒーター、加湿器などを用いて適切な室温や湿度を保ちましょう。短頭種(パグ、フレンチブルドッグなど)は特に熱中症に気を配る必要があります。

トイレの設置

子犬を迎えたら早い段階でトイレのしつけを行います。トイレシートを定期的に取り替え、清潔さを維持することが大切です。失敗した場合は叱りつけず、成功したら十分に褒めてあげることがしつけ成功への近道です。

ブラッシングや爪切りなど小物の準備

被毛の長さや犬種に応じたブラッシングが欠かせません。小型犬は特に抱き上げやすいので、子犬の頃から体を触られることに慣れさせておくと、定期的なケアをスムーズに行えます。爪切りや耳掃除、歯磨きなども同様です。

初心者が抱きがちな疑問Q&A

飼いやすい犬種を選んでも、飼い主が何をどのように準備すべきか分からない場合は不安を感じるものです。ここでは、初心者がよく抱く疑問を取り上げ、対策を解説します。

Q1. 集合住宅でも飼える犬はどれ?

小型犬や吠えにくい犬種が適しています。具体的には、トイプードルやシーズー、パグなどが集合住宅で飼われることが多いです。飼育規約で体重制限が設けられている場合もあるので、必ず事前に確認しましょう。

Q2. どのくらいの散歩時間が必要?

犬種や年齢、健康状態によります。小型犬でも運動好きな犬種は長めの散歩を必要とする場合がありますが、チワワやポメラニアンは1回15分程度の散歩を1日2回程度でも満足することが多いです。大型犬の場合は1回30分以上の散歩を複数回行うのが望ましいです。

Q3. お留守番は何時間まで大丈夫?

成犬であれば8時間程度のお留守番にも慣れさせることは可能ですが、子犬は3〜4時間程度でトイレや食事を必要とします。仕事で日中家を空ける場合は、ペットシッターや家族に頼むなどのサポート体制を用意したほうが安心です。

Q4. 毛のお手入れが少ない犬種は?

短毛種や、抜け毛が少ないとされるプードル系統が該当します。ただし、トリミングが必要な犬種もあり、まったく手間がかからないわけではありません。自宅でのブラッシングやシャンプー、トリマーへの定期的な依頼など計画を立てましょう。

Q5. 子犬から飼うのがいい?成犬からでも大丈夫?

子犬から飼う場合はしつけや社会化を一から行える利点がありますが、手間もかかります。成犬はすでに基本的なしつけが入っている場合もあり、飼い主のライフスタイルに合う個体を選べればスムーズに飼育が始められます。保護犬の中にも、人慣れしていて飼いやすい成犬が多くいます。

まとめ

犬の飼いやすさは、犬種固有の特徴や飼い主のライフスタイル、しつけや環境づくりなど、複合的な要因で決まります。また今回紹介した小型犬や中型犬、大型犬の中でも、個体差によって性格や健康面の課題が変わることがあります。信頼できるブリーダーや保護団体を通じて情報をしっかり収集し、自分の生活リズムに合った犬を選ぶと、飼育をより楽しめるでしょう。

犬を家族に迎え入れるということは、10年以上にわたって責任を持ち続ける決断です。飼いやすいとされる犬種でも、正しいしつけや健康管理が必要となります。事前準備や学習を怠らず、愛犬との幸せな暮らしを始めてみてはいかがでしょうか。



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